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子育てアドバイザーとは?資格取得のメリット・デメリットを解説

子育てアドバイザーとは?資格取得のメリット・デメリットを解説

子育てアドバイザーって聞いたことありますか?聞いたことがなくても子育て中のお母さんなら知らずに子育てアドバイザーに相談していたり、アドバイスをもらっていたりということがあるかもしれませんよ。

なぜなら保育士さんであったり、子育てサロンを運営している方など子育てに関わる方がキャリアアップのために取得している資格だからです。資格を取得すれば、現在のお仕事に活かすことができたり、副業を始めることだってできてしまうので、ぜひ本記事を読んで資格取得を検討してみてくださいね。

子育てアドバイザーとは

子育てアドバイザーは、NPO法人 日本子育てアドバイザー協会が認定する民間資格で、子育て相談に対して適切なアドバイスが行える人材ということを示すものです。子育てアドバイザーの資格を取得するためには、養成講座を受講して認定テストに合格する必要があります。

子育てアドバイザー養成講座にはZoomを利用するオンライン講座とe-learningが用意されており、オンライン講座の概要は次のとおりです。

第1回保護者に信頼される子育てアドバイザーとは
第2回妊娠中から出産後2週間までの支援~その1
第3回子育て相談における支援者の役割と援助技術
第4回子育て相談におけるアセスメントの方法
第5回妊娠中から出産後2週間までの支援~その2
第6回発達障害の子の特性
第7回育てにくい子、グレーゾーンの子を持つ親の気持ちに寄り添うことができるか
第8回乳児期の発育発達をふまえた相談
第9回幼児期特有の悩みにどうアドバイスするか
第10回人の話が理解できるようになる「受容的」ワーク・ショップ
第11回人の気持ちが分かるようになる「共感的」ワーク・ショップ
第12回アドバイザーが伝える母と子のつながり
第13回子どもに振り回されて育児が辛くならないためにお母さんをどう支えるか?
第14回学童期・思春期の育て直しは可能か
第15回未就学児の親からの相談対応
第16回未就学児の親からの相談対応
第17回「育てづらい子」「思い通りにならない親の気持ち」
第18回発達障害の子を持つ親の不安や悩みにどう応えるか
第19回資格認定テスト
引用元:NPO法人 日本子育てアドバイザー協会HP

子育てアドバイザーの資格取得メリット

資格をもっていると、最低限の知識・スキルをもっている人材と見なされるようになります。権威性や信頼性が上がるということですね。そのため、現在のお仕事に活かしたり、新しいお仕事を始めたり、といったことができるようになります。

仕事に活かせる

保育士や幼稚園教諭など子どもの保育や教育に関わっている方であれば、保護者から子育てについて相談を受けることもあるでしょう。そんな時に子育てアドバイザーの資格を持っていれば、自信をもってアドバイスできますね。

保護者からしてみても単なる経験論ではなく、理論に基づいたアドバイスを受けられれば安心します。最近では周りに子育て相談できる人がいないお母さん、お父さんも増えていますので、的確なアドバイスができれば信頼を得ることも間違いなしです。

悩むお母さんと赤ちゃん

アドバイザー活動ができる

保育園や支援センターで子育て相談にのることもできますが、自宅などを開放し子育てサロンを開設することもできます。また、日本子育てアドバイザー協会の依頼を受けてアドバイザー活動を行うことも可能なので、活動範囲がグンと広がりますね。

副業ができる

日本子育てアドバイザー協会が子育てに関連する記事のライターを募集していますので、WEBライターとして活動することもできます。日本子育てアドバイザー協会を通さなくても、クラウドソーシング(クラウドワークス、ランサーズなど)のライター案件を受けることも可能ですし、個人のスキルを売り買いできるスキルマーケット「ココナラ」で子育て相談を販売することだってできてしまいます。

時間とお金をもつ女性

子育てアドバイザーの資格取得デメリット

子育てアドバイザー資格取得のデメリットといえば、やはり受講料の高さになります。オンライン養成講座の受講料は98,000円、e-learningの受講料は78,000円です。一括で払うのは少し勇気がいる金額ですよね。ただし、時間あたりで計算すると3,000円未満になるので、決して法外な金額設定ではありませんので安心してください。

子育てアドバイザーの資格を取得してみよう

既に子どもにかかわるお仕事や活動をされていて、もっと活動の幅を広げたい!という方に子育てアドバイザーの資格はおすすめです。子育てに悩んでいるお母さん、お父さんに寄り添い、より良い方向に進んでいけるよう的確なアドバイスができるようになってくださいね。