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家事の手抜きアイデア30選!共働きはゆる家事でいきましょう

家事の手抜きアイデア30選!共働きはゆる家事でいきましょう

仕事も家事もして、更に育児までしていたらすべてを完璧にすることは無理ですよね。仕事、家事、育児の中でいちばん手抜きできるのは家事のはずです。

家事の手抜きは共働き家庭の必須スキルです。便利な家電やアイテムが普及しているのに、いわゆる「丁寧な暮らし」にこだわるのはナンセンスです。自分と家族のために、ゆる家事でいきましょう!

今の暮らしを振り返って無理して家事をこなしているのであれば、少しずつでいいので手抜き家事を取り入れていきましょう。本記事では、ちょっとした家事の手抜きアイデアを洗濯、料理、掃除に分けて紹介しています。取り入れられそうと思えるアイデアがあれば、ぜひ実践してみてくださいね。

家事を手抜きしてもいいの?もちろんです

家事はもちろん手抜きしても大丈夫です。お母さんだって自分の時間をもってゆっくりしていいに決まっていますからね。よそはよそ、自分は自分です。よそのおうちのことにアレコレと口出しする人は暇なだけです。

もっと丁寧に暮らさないと、などと言ってくる人は本当にアドバイスしたい訳ではなくて、自分の暮らしぶりを認めてもらいたい、ほめてもらいたいと思っているだけなのです。だから、大いにほめておだててあげましょう。

家事の手抜きアイデア【洗濯編】

まずは洗濯に関連する家事の手抜きアイデアをご紹介します。洗濯を朝まわす派、夜まわす派に分かれると思いますが、それぞれの場合のポイントとどちらでも使える手抜きアイデアを紹介しますね。

洗濯する女性

その1:【夜洗濯派】乾燥までおまかせタイマーセット

家族全員がお風呂をすませてから洗濯をまわす場合は、乾燥までセットして朝できあがるようにタイマー予約するのがいちばんお手軽です。干す手間もなくなりますからね。ただし、衣類のしわが気になる方は避けた方が無難です。

その2:洗剤は計量しない

いちいちキャップを回して計量して投入するって手間だと思いませんか?今なら計量しなくても済むボトルやジェルボール洗剤も市販されていますよね。

ただ、ジェルボールだと洗濯物が少ないときにもったいないので我が家では「アタックゼロ ワンハンドタイプ」を愛用しています。洗濯物の量に合わせてプッシュ回数を変えるだけなので手も汚れないし、本当に便利です。

その3:色物を分ける必要なし

洗濯物の色物と白物を分けてますか?私はまったく分けていませんが何の問題もありませんよ。最近は染色技術も発達しているので、海外製でも色落ちすることはほぼないです。よっぽど大事な衣類を洗うときは気を付けた方が良いですが、日常で使うような衣類であれば色分けして洗濯する方がよほど手間なので省略してしまいましょう。

その4:エリそでを活用する

LION(ライオン)製品の「トップ プレケア 部分洗い剤 エリそで用」は1本持っていると役立ちます。食事のときのハネなどちょっとした汚れなら、エリそでをポンポンとしみこませて洗濯するだけでキレイになります。

スポンジヘッドなので手軽にぬれるのもポイント高めです。値段も300~400円と手頃なので一度試してみてくださいね。

その5:酸素系漂白剤を活用する

洗濯洗剤に加えて粉状の酸素系漂白剤を使うと洗浄力がアップして、さっぱりと洗いあがります。夏場は粉のまま入れても溶けますが、冬場など水温が低い場合はぬるま湯で溶かしてから使うと溶け残りなく使えます。

子どもの上靴などもぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かして漬けおき洗いすると、見違えるほどキレイになりますよ。シャボン玉石けんの酸素系漂白剤なら750g入っていて400~500円なのでお手頃価格です。

その6:形態安定加工シャツしか着ない

ビジネスシーンで着るようなワイシャツなどに毎回アイロンをかけていませんか?アイロンをかける時間と労力はまったくのムダです。一刻も早く形態安定加工のワイシャツに切り替えることをおすすめします。

加工してある分、通常のワイシャツよりも割高ですが2倍も3倍も高くなる訳ではありません。アイロンをかける手間と時間を考えたら十分に元が取れてしまいます。

その7:外干しには後付けハンガーフックを活用する

外で干す場合、風で洗濯物が一か所に寄っていた、ハンガーごと洗濯物が落ちてしまったという経験はありませんか?風が強いときに活躍するのが、物干しざおに後付けできるハンガーフックです。

ハンガー掛け付きの物干し竿も市販されていますが、ハンガー掛け部分は物干し竿の一部だけで足りなかったり、今使っている竿は普通の物干し竿だよという方もいますよね。後付けハンガーフックなら必要な個数を好みの間隔でつけられるので自由度が高いです。

ただし、あまりにも風が強いときはハンガーから洗濯物が外れてしまうので、洗濯ばさみでしっかり固定しておいてくださいね。

その8:ハンガーのまま収納する

洗濯物をハンガーに吊るして干すならば、そのままクローゼットに片づけるのが最も省エネなやり方です。押し入れしかないという場合でも大丈夫です。3mの強力突っ張り棒が市販されていますからね。

注意点は、下地がしっかりしていないと強力な突っ張りに壁が耐えられないことです。壁が抜けないか心配という方は、押し入れ用のハンガーラックを置いて使いましょう。

その9:バスタイムに使うものは洗面所に収納する

洗濯物を片づけるということで、こちらで紹介します。バスタイムに使う下着やパジャマは脱衣所に収納しておきましょう。1か所に片づければ済みますし、子どものお風呂上りに「パンツとってー」と言われることもなくなります。

その10:クリーニングは季節ものだけにする

クリーニングを頻繁に利用するとかなり費用が掛かりますよね。そして費用も大変ですが、クリーニング屋さんに届けたり受け取るのも手間になります。クリーニングを利用するのは冬物の家庭で洗えないものだけに絞りましょう。

洗濯表示に洗濯機は使えないとあっても、手洗いができるものなら洗濯機で普通に洗って大丈夫です。どうしても気になる場合は、弱め水流で洗いをしたり、「エマール」などのおしゃれ着洗い用洗剤を使いましょう。

洗濯機で洗わないものが良いのはウールセーターですね。こればかりは縮んでしまうので避けましょう!私は干すときに伸びるのは嫌なのでセーター自体を着ないことにしています。

家事の手抜きアイデア【料理編】

毎日その日の献立を考えて調理して、だと料理が億劫になってしまいますね。ここからは料理に関連した手抜きアイデアを紹介していきます。献立を考えるのも、食材を購入するのも、実際に調理するのもラクにしていきましょう!

料理する女性

その11:献立は固定する

曜日ごとで献立を固定すると、食材も週1回同じものを購入すればよいのでかなりラクになります。全く同じメニューだと家族から不満が出るなら、調理方法を固定するだけでも大丈夫です。月曜日は電子レンジメニュー、火曜日はどんぶりメニューなど固定化してしまえばいいのです。

我が家は金曜日は定番カレー、月・水・土曜日は電子レンジ調理などと調理方法を固定しています。電子レンジ調理は大きめのシリコンスチーマーを使えば3~4人分が作れますし、火を使わず他の事もできるので時間の有効利用でもあります。

折りたためるシリコンスチーマーはかさばらないので収納しやすくおすすめです。

その12:ネットスーパーを活用する

ネットスーパーが普及して本当に助かっています。ネットスーパーがなければ生活していけないといっても過言ではありません。我が家はイオンネットスーパーを利用していますが、1週間分の食材をまとめて購入すれば配送費は200~300円ですみます。

非対面での受け渡しができますし、戸建て住宅なら置き配も対応してくれます。スーパーまで運転していって食材を買い込み運んで、なんてしていた頃は買い出しが重労働すぎて半日近くつぶれていました。ネットスーパーは絶対に取り入れるべきサービスです!

その13:ミールキットを利用する

そもそも献立を考えたくないし、食材を購入するのもイヤという方は割り切ってミールキットを利用しましょう。あらかじめカットされた食材を配送してくれ、調理するだけというサービスもありますよ。

ミールキットを利用する利点として、1か月の料金が大体同じになるので家計管理がやりやすいということも挙げられます。例えば、オイシックスのKitOisixというミールキットであれば1食あたり600~800円になるので、利用頻度と人数でおおまかな金額が分かります。

その14:キッチンバサミを活用する

少しのお肉を切るときにはキッチンバサミを活用すると洗い物も減るし、手軽なのでおすすめです。キッチンバサミは分解して食器洗い乾燥機で洗えるものが良いですよ。

下ごしらえ以外でもお肉に火が通ったか確認するときや、子どもに合わせて小さく切るときなどにも使えます。

その15:電子レンジ調理を多用する

今は100均ショップにも電子レンジ調理グッズが多く売られていますね。麺をゆでるもの、半熟卵を作るもの、野菜チップスを作るものなど様々です。100均ショップ以外だとゆで卵調理器やシリコンスチーマーがあり毎日の料理の大助かりです。

特にシリコンスチーマーは適当なサイズに切った野菜と肉や魚を入れてレンチンするだけで立派な一品が完成するのでおすすめです。野菜を多く取れるので、健康やダイエットにも一役買うでしょう。

その16:ワンプレートに盛り付ける

ワンプレートに盛り付ければ洗い物が減って助かります。同じ形で色違いのプレートを使えばスタッキングもしやすいです。形はお好みでもいいですが、長方形にすると大人が食べる量でも余裕で盛り付けできるのでおすすめです。

その17:電気自動調理鍋を活用する

代表的な電気自動調理鍋といえばSHARPのヘルシオ ホットクックですが、他にもティファールや象印、パナソニックからも発売されています。

ホットクックには「混ぜ技ユニット」という自動かき混ぜ機能があること、無水調理ができることが特徴です。すべてのメニューではありませんが予約調理もできるので、朝仕込んで仕事から帰宅する頃に出来上がるようにしておけば、夕食準備の億劫さも軽減すること間違いなしです。

その18:野菜はジュースと割り切る

野菜を多く使った料理ができなくても野菜ジュースで栄養補給してしまいましょう。色んな味の野菜ジュースが市販されていますが、野菜と果物を使ったスムージーは飲みやすさの点でも効果の点でもおすすめします。

私はカゴメの「野菜生活100 Smoothie グリーンスムージー ゴールド&グリーンキウイMix」を毎朝1本のむようになってからお通じがすごく良くなりました。市販のスムージーと同じ素材で自作することに比べたらお値段も納得できるので続けられています。

その19:朝ごはんはパン・シリアルにする

朝ごはんをパンやグラノーラなどのシリアルにすればご飯を炊くよりも簡単ですし、野菜ジュースやヨーグルトなどをつければ十分です。

朝から魚を焼いて、味噌汁を作ってなんてやってられませんよね。どうしても和食を食べたい家族がいるのであれば、ごはんと納豆で十分とするか自分で作ってもらうかにしましょう。

その20:食器洗い乾燥機を活用する

当たり前かもしれませんが、食器洗い乾燥機は主婦の三種の神器として活用しましょう。外付けの食洗器であればパナソニックがおすすめです。たっぷり入るファミリー向けのサイズ以外にも、奥行きがスリムでシンク横に置きやすい物や水切りカゴサイズのプチサイズがあります。

外付けタイプはビルトインタイプに比べれば音がうるさいですが、我慢できないほどではないですし、外出前や就寝前にスタートさせれば気になりません。冬の寒い時期に洗い物をしなくていいので手荒れも防げますよ。

家事の手抜きアイデア【掃除編】

料理は好きだけど掃除は苦手という方は多いですよね。キレイな状態を保ち続けるのは意外に労力がかかります。キレイをキープするコツは汚れに合わせたお掃除アイテムの力を借りることです。

今は力をこめてこすらなくても汚れが落ちる素晴らしい洗剤がたくさんあります。嫌な掃除はほったらかしでササっと済ませてしまいましょう。

掃除する女性

その21:油汚れはアルカリウォッシュで落とす

油汚れがひどいのであればアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)をお試しください。スプレーボトルに水500ミリリットルとアルカリウォッシュ小さじ1を入れて溶かすだけで、油汚れに抜群の効果を発揮するスプレーが作れます。

使い方はスプレーしてふき取るだけ!油汚れは酸性で、アルカリウォッシュはアルカリ性なので中和してすっきり落とすことができるのです。キッチンに常備しておき、気になったとにシュッとスプレーすればキレイキープに役立ちます。

その22:台ふきんは不織布ペーパーを使い捨てする

台ふきんをずっと使っていると見た目にもきたないし、においもしてきますよね。不衛生な台ふきんを漂白しながら使い続けるよりも使い捨ての不織布ペーパーを使いましょう。

キッチンペーパーよりも厚みがあって丈夫なので1日は使えます。100枚入りで2000円しないくらいなので1日あたり20円弱です。毎日新しいものを使えるので気分的にもラクになりますよ。

その23:茶渋には酸素系漂白剤を使う

コーヒーや紅茶を飲んだカップやお茶を入れた水筒はだんだんと茶渋が気になってきますよね。茶渋汚れには酸素系漂白剤で漬けおき洗いしましょう。ぬるま湯を使えばより洗浄力が高まります。

もちろん茶渋以外にもランチョンマットの汚れなどにも使えますし、洗濯にも使えますので1袋あるとなにかと便利です。値段も数百円と手ごろなので、ぜひ試してみてくださいね。

その24:掃除機はコードレスタイプにする

気になったときにすぐ掃除機をかけられるよう掃除機はコードレスのスティックタイプがおすすめです。コードの取り回しがないので移動がラクなことに加え、女性でも片手で操作しやすいところがポイントです。

選ぶポイントは、集塵方式と連続運転時間です。集塵方法が紙パック式だと手を汚さずに簡単にごみを捨てられますが、ランニングコストがかかります。カプセル式だとランニングコストは抑えられますが、定期的に水洗して乾かすなどのお手入れが必要です。どちらが自分に合っているか検討して選んでみてください。

連続稼働時間は家全体を1回の充電で掃除できるかに影響しますので、家の広さとどのくらい念入りに掃除機をかけるかを考えてくださいね。短いものだと連続運転が10分くらいの製品もあるので要チェックです。

その25:ゴミ箱は1か所にまとめる

大きいゴミ箱はキッチンにまとめてしまいましょう。そうすれば家中のごみをかき集める必要がなくなります。洗面所や個室などは卓上の小さいゴミ箱で十分です。ゴミでいっぱいになったら大きいゴミ箱に自分で捨てにいくというルールを決めて家族に守ってもらいましょう。

その26:ラベルをつける

家をキレイに保つには家族の協力が不可欠ですよね。でも家族はどこに何があるかまで把握できていないことが多々あります。そんなときはお母さんに聞かなくても分かるように、ラベルをつけておくといちいち呼ばれなくて済みます。

その27:お風呂はスプレーするだけ

ライオンの「バスタブクレンジング」はスプレーするだけでキレイになるので、劇的にお風呂掃除がラクになりますよ。

よくお風呂に入っている間に浴槽を掃除したり、お風呂のお湯をおとしてから掃除したりという「ながら掃除」がおすすめされているようですが、はだかで掃除するのもなんだかなあと思いませんか?特に冬場は風邪を引いてしまう可能性もあります。

バスタブクレンジングはまんべんなくスプレーして60秒以上おいて流すだけで、ツルツルになります。ポイントとしてはがんこな汚れにならないように、定期的にスプレーするだけです。

その28:トイレはスタンプするだけ

トイレスタンプは便器にスタンプするだけでジェルが溶けてトイレをキレイに保ってくれます。便器をコーティングする効果もあり汚れが付きにくくなるので、お掃除回数も少なくすみます。

ただし、トイレスタンプは小さなお子さんがいるご家庭では使わない方が良いです。スタンプはキレイな色をしていて香りも良いので、子どもが誤飲して嘔吐するなどの健康被害が起きています。小さいお子さんの手が届かない置くだけタイプを使いましょう。

その29:トイレ汚れには酸素系漂白剤パックする

トイレの黄ばみや尿石の汚れはやっかいですよね。でも酸素系漂白剤でパックするとスルッと汚れが取れてしまいます。私は捨てるのがラクなのでイレットペーパーを折りたたんでパックしています。

酸素系漂白剤を多めに溶かしたぬるま湯にトイレットペーパーをつけて汚れ部分を覆います。あとは1時間ほど放置してふき取ればキレイになります。酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と違いツンとした匂いもないのでお子さんがいるご家庭でも使いやすいですよ。

その30:お掃除ロボットを活用する

最後はルンバに代表されるお掃除ロボットを活用することです。我が家では家具を購入するときもルンバが下に入るかをチェックして購入しています。毎日時間をかけて掃除してくれるので働いているお母さんには無くてはならない家電ではないでしょうか。

長く使い続けるためにはブラシなどに絡まっている髪の毛を定期的に取り除いたりするメンテナンスが必要です。あまりにも放置するとルンバに負荷がかかってエラーが起きたり故障しやすくなるので気をつけましょう。

家事は徹底的に手抜きしてラクしましょう

洗濯編、料理編、掃除編に分けて家事の手抜きアイデア30選をご紹介しました。最後に本記事でお伝えしたいポイントを書いておきますね。

  • 「丁寧な暮らし」の呪縛にとらわれない
  • 家電や便利アイテムを最大限に活用する
  • ストレスを抱えるくらいならやめる、もしくは外注する

家事は毎日しなければならない事かもしれませんが、なるべく少ない労力と時間でこなせるようにしたいですね。本記事があなたのお悩みを解決するきっかけになれば嬉しいです。

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