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名もなき家事リストを作って見える化しましょう!【ワーママの家事効率化】

名もなき家事リストを作って見える化しましょう【ワーママの家事効率化】

家事に追われてる気がする

家事って無限ループじゃない?

家事を効率化したいけど、どうやって?

こんな風に感じている方こそ、ぜひ「名もなき家事リスト」を作ってみてください。物事を効率化する場合は、影響が大きい部分から取り組むことがいちばん良いとされています。家事リストを作れば全体ボリュームを把握できるので、どこに時間をかけているのか、かけている時間が適切なのかを検討できるようになりますよ。

本記事では、以下の4つについて解説しています。ぜひ最後まで読み進めて家事効率化のはじめの一歩を踏み出してくださいね。

  • 家事リストの作り方
  • 家事リストを作るときのポイント
  • 家事リストを作るメリット
  • 家事リストの活用方法

名もなき家事リストの作り方

家事リストの作成手順は簡単です。思い出す→書き出す→分類する→入力するを繰り返すだけですからね。ただ、思い出すという部分がいちばん手こずるのではないでしょうか。一度に完成させようとせず、1週間から1か月くらいかけて思い出しながら作るのが良いですね。

準備その1:付箋を活用する

まずは付箋に思いつく家事を全部書き出してみましょう。食材を冷蔵庫にしまう、トイレットペーパーを補充する、洗濯機をまわすなどなどテーマや場所にとらわれず、思いつくままで大丈夫です。書き出したらノートや厚紙などに3つに分類して貼っていきます。

最初の区分は「頻度」です。毎日やる家事、平日だけやる家事、週1回やる家事など頻度ごとに分けていきます。2番目の区分は「テーマ」です。料理なのか掃除なのか、または買物なのか、テーマごとに分けていきましょう。そして最後の区分は「場所」です。キッチン、玄関、バスルームなど場所ごとに分けたら終わりです。

付箋を貼る女性

準備その2:スマホを活用する

一度に全部の家事を思い出せる人はなかなかいませんよね。外出中でも思い出せたらメモできるように付箋を持ち歩くか、スマホのメモ機能を利用しましょう。付箋は落としてしまう可能性もあるのでスマホを活用することをおすすめします。

スマホで活用すると便利なのがGoogleアプリの「Google Keep」です。Googleアカウントさえもっていれば利用できますし、PCやスマホなどどの端末からでも編集ができるのでおすすめです。TO DOリストも作れますので、まだ使ったことがないという方は一度試してみてください。

作成:エクセルを活用する

名もなき家事リストの作成はエクセルやGoogleスプレッドシートなどを活用しましょう。追加や並べ替えも簡単ですし、PDF出力すればコンビニでプリントアウトすることもできますよ。GoogleスプレッドシートもGoogleアプリなのでどの端末からも編集できますし無料で使えます。

分類したように「頻度」、「テーマ」、「場所」、「項目」、「担当」の列を作成し、付箋で作った家事項目を入力していきましょう。もちろん準備段階からすべてエクセルやスプレッドシートでやることも可能です。ただ、家族と一緒にやる場合は付箋を使った方がやりやすいのでおすすめです。

名もなき家事リストを作るときのポイント

家事リストを作るときのポイントを4つ紹介します。もちろんポイントに気を付けて作れれば良いのですが、最初から完璧なものを作ろうとせず繰り返しアップデートしながら使いやすい家事リストに育てていけば良いですね。

ポイント①:細分化して作る

1つ目のポイントは、家事リストの項目を5~15分くらいで終わる作業に細分化して作ることです。洗濯を例にとると、色物を分ける、おしゃれ着をネットに入れる、洗剤をいれてまわす、といったように作ります。細分化できていないと名もなき家事を見える化できていない可能性があるので、作業を細かく分けて項目の漏れを防ぎましょう。

ポイント②:後から追加できるようにする

2つ目のポイントは後から項目を追加できるようにしておくことです。家族が増えたり、子どもが大きくなると家事項目も変わっていきます。そんなときに一から作り直すのは大変なのでエクセルやGoogleスプレッドシートなど編集ができるもので作っておきましょう。

ポイント③:場所やテーマごとに作る

3つ目のポイントは場所やテーマを絞って作ることです。一度に全部の家事を洗い出すのは大変なので、場所であればキッチンやトイレ、テーマであれば料理や掃除など範囲を絞って少しずつ作っていくと達成感が味わえるので途中で挫折することが少なくなりますよ。

ポイント④:家族で一緒に作る

名もなき家事リストを作る目的にもなるかもしれませんが、できることならば家族と一緒に作ることをおすすめします。一緒に作ることで名もなき家事が家族に認知されやすく、自分たちが普段どおり生活をおくるために必要な家事労働を見える化できるからです。

名もなき家事リストを作るメリット

家事リストを作るとどんなメリットがあると思いますか?結論から書くと「家事を効率化できる」です。あなたが現在家事に追われていて大変だと思っている場合、何にどれだけの時間をかけているかを把握できていますか?全体を把握することでどこを改善していくかを検討できるようになるのです。まさに効率化のはじめの一歩ですね。

家事をする女性

家族が名もなき家事を認識できる

家事リストを家族と一緒に作れれば良いのですが、そうでなくてもでき上がった家事リストを一緒に確認できればどんな家事が「洗濯」、「料理」などの一言に隠れているか分かりますね。メリットの1つは家族に名もなき家事を知ってもらえることです。

家事分担の交渉がやりやすくなる

名もなき家事を家族に知ってもらったら、家族に自分が担当している家事項目に名前を書いてもらいましょう。こうすることで現在の家事分担の偏りを見える化できます。もし不公平な家事分担になっているのであれば、偏りがなくなるように担当を変更しても良いですよね。特に男性はデータで見せた方が良い場合が往々にしてあるので、分かりやすくプレゼンしてみましょう。

全体ボリュームを把握できる

いちばんのメリットは家事の全体を見える化できることでしょう。家事リストを作ってみたら思いのほか時間をかけている家事が分かるかもしれませんよ。そして物事を効率化するためにはインパクトの大きい部分から取り組むのが鉄則です。時間を必要以上にかけすぎていないかひととおりチェックしてみましょう。

名もなき家事リストの活用方法

ここまで家事リストの作り方、家事リストを作るときのポイント、家事リストを作るメリットをみてきました。最後に家事リストの活用方法を紹介します。ここが家事リストを作る目的でもあるので、妥協せずに行いましょう。

減らせる家事を洗い出す

実はあなたは必要だと思ってやっていたけど、家族にとってはあまり必要ではなかったという家事はありませんか?家族と話し合いながら、この家事は必要ないからやめよう、もっと頻度を落とそうなど検討会を開いてみてください。

また、物が多すぎて家事が増えているというのもありがちな話です。物が多いと片付けに時間がかかるのは当たり前ですが、物を減らすことで収納家具を処分でき、家事導線を改善できるということもあります。家事を減らすことと併せて物を減らすことも検討してみてくださいね。

白物家電の導入を検討する

家事を減らせないならば、あなた以外にやってもらうしかありません。家族もできないというならば家事家電に頼るのも1つの方法です。共働きならば、次のお助け家電は押さえておきましょう。

  • 食器洗い乾燥機
  • お掃除ロボット
  • 自動電気調理鍋

また、家事家電を駆使してもどうしても家事に手が回らないという場合の最後の手段は「外注」です。最近は比較的安い料金で掃除や料理などの家事を代行してくれるサービスも増えています。家事代行については、次の記事を参考にしてください。

名もなき家事リストはアップデートしましょう

最後に本記事でお伝えした内容をまとめておきますね。

  • 名もなき家事リストは付箋、スマホ、エクセルを活用して作る
  • ポイントは細分化する、範囲を絞る、家族と一緒に作る
  • メリットは家事交渉に活用できる、全体ボリュームを把握できる
  • 活用方法は減らせる家事の検討に使う、家電に置き換える家事を検討する

そして、家事リストは作りっぱなしにせず、定期的にアップデートしましょう。たまに以前の家事リストを振り返ると、家族がこんなに家事をしてくれるようになった!こんなに家事を減らせた!としみじみ感じることができますよ。

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